丹波小中学校の給食では,
10年以上も前から,バイキング給食を行っています。
山間地域に住む子どもたちに,
普段なかなか経験できないバイキング形式で食べる楽しさを知ってもらうと同時に,
栄養バランスを考え,自分で食べる種類や量を決めるという食の自立を目指し始まったものです。
昨年度より,感染症対策の観点から,
おかずやデザートなどを選ぶ「セレクト給食」に形を変えて,実施しています。
今年度最後のセレクト給食は,『卒業おめでとうセレクト給食デラックス!!』と名付け,
長年行ってきたバイキング形式に近づけられる給食にしました。
中学校3年生は,卒業式を翌日に控え,最後の給食。
みつばパン,白米,ハムコーンチャーハン
手作り春巻き,アジフライ,手作りハンバーグ
カラフルサラダ
五目スープ
いちご,みかんゼリー
牛乳
です。
主食,主菜,デザートは,3種類の中から1~2種類を選べる方式にしました。
配膳時の感染症対策や食品ロスへの配慮から,事前に食べる料理を決めておきました。
当日は,ワークシートに合わせて配膳をし,それぞれの給食が完成!
皆さんの笑顔とからっぽになった食缶が,給食センターの調理員さんや私の疲れを吹き飛ばしてくれた気がします。
これからも方法を工夫しながら,少人数だからこそできる取り組みを続けていけたらと思います。