卒業式後、6年生最後の学活が行われました。
担任の先生より、改めて卒業証書が授与されました。大きな声で返事をし、家族の前で笑顔で受け取る姿は、やはり立派でした。その後、最後の学級通信が渡されました。入学したときに撮った写真と、今日同じ場所で撮った写真が並んでいました。6年間で成長した姿を見比べながら、親子で懐かしむ声が聞かれました。
入学当初から、男子のみで過ごしてきた学級。しかし、6年生になって、女子の転入生を迎えました。半年間という短い時間ではありましたが、4人で過ごした日々は、かけがえのない日々だったようです。転校してしまった後も、4人学級であったときと同じ場所に机が並んでいました。今日は、そのお友だちも一緒に、最後の学活です。担任の先生からも、「今日この日を4人で迎えることができ、嬉しく思う。」という言葉がありました。
2年間お世話になった担任の先生から、次のようなお話がありました。
「生きていくためには3つの力が必要です。それは、知力・体力・人間力。勉強を頑張ったり、運動を頑張ったり、病気にならないように気をつけたり、それらももちろん大切です。しかし、一番大切なのは人間力。社会に出ればいろいろな人がいます。いろいろな考え方があります。世の中を生き抜いていくために必要なのは人間力です。何かに向かって努力し続けること、友だちと協力すること、多くの人とコミュニケーションをとること、どれも人間力です。」
6年生教室の黒板に書かれたメッセージは、このお話を踏まえています。社会は厳しいことも多いかもしれませんが、生き抜き、一生をかけて、幸せになってくれることが一番願うことだと強く卒業生に伝えました。このメッセージは、担任の先生からの究極の宿題だそうです。
最後の下校では、在校生がアーチを作って見送ってくれました。6年生一人ひとりからこれまでの感謝も伝えられました。先生方一人ひとりにお花もいただきました。在校生に慕われた卒業生の姿をずっとずっと忘れません。
丹波小学校で過ごした6年間は、どのような日々でしたか? 学んだことや経験したこと、そして、たくさんの思い出を胸に、丹波中学校でも頑張ってほしいと思います。卒業しても、丹波小学校に顔を見せに来てください。
最後に、最高学年として頑張ってくれた6年生。卒業・・・