今年度,丹波小では,学校・地域・地域の伝統文化継承に寄与する【ささら獅子舞】への長年の取組の功績が称えられ,山人会のもっとも歴史のある【山人会賞】を受賞しました。
丹波山村では,7月中旬に村内各神社において,「五穀豊穣」「無病息災」「家内安全」などを祈願する「祇園祭り」が催されます。その中心行事が「ささら獅子舞」。昭和54年(1979年)に山梨県無形民俗文化財に指定されました。丹波小学校では,児童が「ささら獅子舞」に取り組んでいます。村の体育祭等で発表していく中で,祇園祭当日も「子ども獅子舞」として参加させていただいてきました。
児童は村に古くから伝わる伝統文化に実際に参加することで,自分たちが住む,地域への愛着をもつことに繋がっています。また,上級生から下級生に伝統文化をつなぐ意識が育まれています。「村を愛する 丹波っ子」の姿です。
今回,その受賞を記念して,[しだれ桜]を植樹しました。
植樹を通して,改めて伝統文化を守りつなげていくことの大切さを実感したようです。