丹波山保育所との読み聞かせ会

 丹波山保育所で、読み聞かせ会を行いました。

 園児との交流は、年に何度かありますが、実際に保育所に行くのは初めてでした。みんな、この日を楽しみにし、短い合間をぬって練習や準備をしてきました。ワクワク、ドキドキしながら保育所に入りました。この保育所に通っていた児童も多いので、懐かしいという声も聞かれました。

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 6年生が中心になって、どちらを向いてどう並ぶかなど、しっかりと指示を出していました。すばやく隊形が作れ、スムーズに読み聞かせ会が始まりました。
 まずは、6年生が全体に読み聞かせをしました。本は「パンダ銭湯」(絵本館)。パンダがお風呂に入ったら、はたしてどうなるのかな・・・?園児も児童も真剣に、見入っていました。

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 その後は、3・4年と5・6年のグループに分かれて、園児に読み聞かせ。
 3年生は、「ぼくがきょうりゅうだったとき」(ポプラ社)を読みました。2人で本を支えながら、感情を込めて読みました。恐竜の着ぐるみパジャマを着て公園へ遊びに行くと、本物の恐竜が!恐竜の世界を楽しみつつ、ページに登場する犬を園児と一緒に探すこともしていました。

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 4年生は、「まんぷくでぇす」(PHP研究所)を読みました。4人で1ページずつ読み、聞き取りやすいようにはっきりと読みました。食いしん坊の家族が、いろいろな食べ物を注文。次は何を食べるのかなと、ページがめくられるたびに楽しめました。

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 5年生は、「ちか100かいだてのいえ」(偕成社)を読みました。あまり目にすることのない、長細い大型本に興味津々。この日に向けて、何枚も本に登場する動物や昆虫を描いていました。それがどこに登場するかを園児と探しながら、本を読みました。

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 6年生は、「いちにちぶんぼうぐ」(PHP研究所)を読みました。普段当たり前に使っている文房具になってみよう。文房具って大変だなという気持ちをユーモアたっぷりに表現しました。園児にも分かるように一つひとつに文房具の説明もしていました。

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 どの学年も聞き手のことを考え、分かりやすく聞き取りやすい読み方を意識していました。気持ちを込めながら、スラスラと読めました。また、園児に本を読みながら問いかけてみたり、一緒に何かする活動の場面を作ったりなどたくさんの工夫が見られました。練習の成果が生かせました。

 保育所の先生からも、いっぱい練習してきた様子が見られた、上手だったという評価をいただきました。短い時間ではありましたが、多くの交流ができ、楽しい時間を過ごすことができました。これからも保育所と小学校の交流を大切にし、よき関係を築いていきたいと思います。

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