ささら獅子舞の学習会を小学校・中学校合同で行いました。
ささら獅子舞とは、7月中旬の祇園祭で奉納される獅子舞で、江戸時代から伝わる奥多摩地方独特のものです。
獅子3頭と4人の花笠、2人の白刃が1組となり、笛、太鼓のお囃子の音に激しく舞う民俗色豊な舞いで、村中を練り歩きます。300年以上続いている伝統行事は、県の文化財にも指定され、やがて来る秋の豊穣を願う、丹波山の夏の風物詩になっているそうです。
しかし、300年以上続くささら獅子舞も、後継者や観客の不足で存続が心配されています。
学習会では、保存会の方に来ていただき、ささら獅子舞の説明を聞き、ささら獅子舞を盛り立てていくために村のみんなに何ができるかを、グループで話し合いました。ポスターの作成やSNSを活用した周知など、いろいろなアイデアが出ました。また、実際に衣装や道具を触らせていただき、子どもたちの楽しそうな様子が伺えました。
子どもたちはこれから、村民体育祭でのささら獅子舞の発表に向けて取り組んでいきます!
そして、この伝統をつないでいくために自分たちにできることを精一杯やっていきたいです。
丹波山村文化財保存会の方々、ありがとうございました。