6年生最後の学活

 卒業式後、6年生最後の学活が行われました。

 担任の先生より、改めて卒業証書が授与されました。大きな声で返事をし、家族の前で笑顔で受け取る姿は、やはり立派でした。

    

 1年間お世話になった担任の先生からムービーのプレゼントがありました。入学当初から、女子のみで過ごしてきた学級。しかし、6年生になって、男子の転入生を迎えました。1年間という短い時間ではありましたが、4人で過ごした日々は、かけがえのない日々だったことがムービーからうかがえました。

   

 その後、「一人一人にありがとうを言うのは照れくさいのでメッセージを残しました。」と,最後の学級通信が渡されました。また,担任の先生からは次のようなお話がありました。

「卒業式は見事に泣きました。在校生や保護者の方,先生方,地域の方々が泣くほど,みんなは愛されていたということが改めて分かり,感情が高まりました。人生には嬉しいこと,悲しいこと,後悔することがたくさんあります。でもそれが生きることです。先生はほぼ毎日後悔をしていますが,みなさんには少しでも後悔することが減るように,全力で過ごし,自分の可能性に挑戦してください。困ったときは,保護者の方や先生という応援団が助けてくれます。一人では生きていけないので,頼れるときは頼ってください。最後に,『あー,楽しかった』と言って人生を終わることができる人になってください。最後の宿題です。4月からは担任ではなくなりますが,みなさんのことを陰ながら応援しています。色々言いたいことはありますが,ありがとうの言葉でまとめたいと思います。ありがとう。」

 6年生教室の黒板に書かれたメッセージは、このお話を踏まえています。社会は厳しいことも多いかもしれませんが、自分の人生に責任をもって幸せになってくれることが一番願うことだと強く卒業生に伝えました。

 最後の下校では、在校生がアーチを作って見送ってくれました。6年生一人一人からこれまでの感謝も伝えられました。在校生に慕われた卒業生の姿をずっとずっと忘れません

     

 丹波小学校で過ごした6年間は、どのような日々でしたか? 学んだことや経験したこと、そして、たくさんの思い出を胸に、丹波中学校でも頑張ってほしいと思います。卒業しても、丹波小学校に顔を見せに来てください。
 最後に、最高学年として頑張ってくれた6年生。卒業おめでとう!

 

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