2月4日(木)5校時の休み時間,立て続けに生徒が校長室にやってきた。
「失礼します」と1年生男子。
「プレゼントです」と折り紙で作った鶴とステッキ(ステッキには見えなかったが… )を渡してくる。
キョトンとしていると,
「明日は出張でいないと聞いたので,今日来ました」「おめでとうございます」
誰が教えたのか,明日は誕生日である。
その後,2年生4名がやって来,
「せえの」のかけ声で「おめでとうございます」
思わず「ありがとうございます」「50うん歳になりました。」「来年度も頑張ろうな」……
照れながら4名は退室していく。こちらも照れてくる。
うれしい話だ。この歳になっても祝いの言葉をくれる生徒がいる。日々精進せよと。生徒たちは担任の指導を受けて来たと思うが,それでも口元がほころぶ。
相手の気持ちをおもんぱかることができる生徒が眼の前にいる。それを指導する先生もいる。本校にいじめがないことや学年に隔てがないことが実感できた出来事であった。先生方も日夜切磋琢磨しながら絆を結んでいるということも改めて痛感した。
(付加)
2月8日(月)朝,3年教室に行くと,女子が「おめでとうございます」と笑顔で言ってくれた。思わず,「ありがとうございます」
今日も心がポカポカしてきた。