雑感12 : 山峡の春はまだ浅く

 本校には「生徒会歌」があり,生徒会活動のときには必ず歌う。いつもこの歌を歌うと胸を打たれる。この日(生徒会役員立会演説会)も生徒・職員全員で歌った。018

 今週は日本列島に寒気が襲い,丹波山村の朝夕は氷点下の日が続いた。外を見ても残雪がある。

 しかし,ここ(本校図書室)だけは違う気がした。来年度の生徒会役員を決める新しい時。熱い心を持って,熱弁を振るう者と食い入るように聞く者がいる。
 そんな生徒たちを見ていると,生徒会歌1番が妙にしっくりくる。(4月頃の歌詞と思われるが…)

山峡(やまかい)の春はまだ浅く 川風寒く吹くとても 新しい年の出発に 熱い心をたぎらせて われらはひらく生徒会

 一 山峡の春はまだ浅く      二 したたる緑の風さやか      三 丹波川の水はいや澄みて 
   川風寒く吹くとても        飛竜の嶺にうかぶ雲         もみじゆたかに映ゆる峰
   新しい年の出発に         団結の意気高らかに         英知の泉 共にくみ
   熱い心をたぎらせて        切磋琢磨の日を積んで        学園祭に 夢託す
   われらはひらく生徒会       われらは進む生徒会               われらの仲間生徒会

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