青葉給食♪

新緑の清々しい季節となりました。

そんな時期にぴったり!今日は「青葉給食」でした!

 

 

 

 

 

前回のお花見給食も外で食べることができましたが、今回の青葉給食も外で食べることができました!!

ちょっと暑かったですが・・・雨よりはいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまを担当した生徒からは、「まわりを見てください。”緑”なのに”青葉”ですね」という言葉がありました。

・・・みなさん、なぜ緑なのに”青”か、知っていますか?

 

 

 

 

それでは、お答えしましょう!

日本の古代語には、色を表現するための言葉は4つしか存在していませんでした。

それは、「赤」「青」「白」「黒」の4つだけです。

「赤」は明暗を表す「明」(あか)が語源で、夜明けの明るさを表現したもの。つまり、赤やオレンジ色、黄色などの暖色系の色を表した言葉です。

「青」には様々な説があって、「淡」(あわ)から転成し目立ちにくい色を表すという説や、白馬とかいて「あおうま」と読むように、純白でない白、つまり灰色を表していたという説があります。どちらにしても淡くくすみ気味の寒色系の色を表す言葉です。

ちなみに、「白」は光の顕著さを表す「しるし」が語源で、明るくはっきりとした様を表す言葉。「黒」は光がない「暗」(くら)からの言葉。

つまり、古代語では色という概念ではなく、どちらかというと「光」「明るさ」といった概念から発生した言葉なのです。

そんな曖昧な呼び方だったので、紫や紺色なども「青」、当然のように木の葉でも虫でも緑色のものはすべて「青」と呼ばれていました。

「緑」という言葉が色を表す言葉として使われるようになったのは、少し後のこと。

平安時代から鎌倉時代前期と言われています。

そもそも、「緑」は色を表す言葉ではなく「新鮮で若々しくつややかなもの」を表した言葉で、「新芽」「若芽」を意味する言葉でした。

語源は「瑞々し」(みずみずし)と言われていることからもそれがわかります。

そのように新芽や若芽の呼び名が「緑」だったことから、その色がそのまま「緑」という色で呼ばれるようになったものの、昔からの「青」という呼び方はそのまま残ってしまったのです。

つまり、緑色とはわかっているものの習慣化してしまっていた「青葉」という呼び名は変わらなかったというわけです。

みなさん、勉強になりましたね!!

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