第48回清流祭が来週に迫ってきた。
生徒合唱は「ふるさと」。懸命に練習している。今年度は教職員は参加せずに生徒10人で歌う。本当の生徒合唱だ。もう先生に頼れない。そんな自覚を持って各自が歌っている。
生徒たちはこの歌をどんな想いで歌うのだろうか。「…。ここはふるさと。」
ふるさとはどうだったかはその地にいてはわからないだろう。
その時はどんなだったろうかはいろいろな体験をしていないと思い出せないだろう。
そして,いい思い出,逆に苦い思い出がないとふるさとを深く感じないのではなかろうか。それでも人それぞれ心のふるさとはある。
この詩に次のようなフレーズがある。
「巡り会いたい人がそこにいる 優しさ広げて待っている 山も風も海の色も 一番素直に慣れる場所」「助け合える友との思い出を いつまでも大切にしたい 進む道も夢の地図も それはふるさと」
生徒たちは“心”のふるさとをどう描いていくのだろうか。
ふるさと 作詞:小山薫堂 作曲:youth case
夕暮れ迫る空に 雲の汽車見つけた 巡り会いたい人がそこにいる 優しさ広げて待っている 朝やけ色の空に 瞬く星一つ 雨降る日があるから虹が出る 苦しみ抜くから強くなる 巡り会いたい人がそこにいる 優しさ広げて待っている |